キャリア開発史

久恒啓一の年賀状(近況報告)

令和6年

2024年は能登半島での震度7の大地震から始った。大いなる自然が宗教と金にまみれた日本の政治と社会を断罪するかのような強力な一撃である。新年がともかくも不穏な形であけたのである。

それでも個人にとっては、時間は貫き通す棒のようなものであり、今までの自分の延長線上にこれからの自分があることに過ぎない。昨日は2023年を総括した。それを眺めながら、今年をどう生きるかを考えていくことになる。

2023年は2020年からの恐るべきコロナ禍をくぐり抜けて社会がようやく一息ついた年であった。私自身にとっては、コロナ禍の数年間は社会の大混乱の中で、新しいコミュニケーションツールを携えて新しい仲間と次の時代への模索を試みた時期であった。そして2023年は、過去の知的活動の集大成がほぼ完成をみた画期的な年であった。また長年たずさわってきた組織を安定軌道に乗せることができた年でもあった。

その延長線上に取り組むべきいくつかのプロジェクトが浮上している。大小の建築物のような姿で見えている。それらはやや不安定な形で明滅している。まるで蜃気楼のようだ。

これから数年かけて、その蜃気楼を現実の形ある実在に変えていくことになる。進むべき道は、いくつかの筋から選ぶものではなく、試行錯誤の中で自然に見えてくるものなのだ。昨年亡くなった谷村新司の名曲『昴』のように、荒野に向かう道を行こうとする「この身を照らせよ」と言いたくなる心境だ。

人生をどうとらえるか。私は一個の作品としてみている。いつも誕生から死去するまでの生涯を意味のあるものにしようとする過程にある。この作品は最後までその姿はおぼろであって明確な像は結ばない。「棺を蓋いて事定まる」のである。

元旦は近所の日枝神社でお神籤を引く。2023年は「古きを捨てて新しきにつくがよい」というお告げの中吉だった。2024年は「こころをすなおに身もちを正しくすればますます運よろしく何事もおもうままになるでしょう。欲をはなれて人のためにつくしなさい」という大吉を引いた。歌は「かき曇る空さえ晴れてさしのぼる日かげのどけきこころかな」だ。

こういった運を引き寄せるには、「身もちよく」「あせらず」「油断せず」「慎み深く」という条件がついていることを肝に銘じることにしよう。妻は「吉」だった。いざ、出陣。

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2024年の「名言との対話」はどの時代の人物を取り上げるか。2022年は明治誕生日編。2023年は近代命日編(文化文政から敗戦までを生きた人物)だ。2024年は「現在」に焦点をあてることにしようと思う。それは「令和」のこの数年に亡くなった同時代人である。厳密には2019年5月1日からということになるが、適当な人物がいなければ、「現代」にさかのぼる。現代とは21世紀と規定してみよう。

2016年から始めた「名言との対話」は、時代に関係のない「命日編」「誕生日編」を皮切りに、「近代」「明治」「大正から昭和」「戦後」「平成1」「平成2」を網羅してきた。2024年を「現在」、2025年を「現代」とすれば、この10年間で3000人以上の「代表的日本人」と対峙したことになり、一つの区切りとなるだろう。「現在」はわずか数年であり、難行となることが予想されるが、挑戦してみよう。

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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2024/01/01より)

令和5年

元旦。

思いがけず、私たち夫婦と娘、息子という4人だけで丸一日を横浜で過ごすことになりました。それぞれの配偶者、孫たちはそれぞれ理由は違うのですが、別行動をとることになり、気がついたら、オリジナルメンバーだけになったのです。何年ぶりだろう。

金沢八景に住んでいた頃からよく通った、懐かしい横浜そごうに10時の開店から入場し、2階の「アフタヌーンティー」へ。4人そろったところで近況を交換し、早めの昼食。豊洲と北鎌倉に住む子ども二人は、それぞれ充実した毎日を送っているようで、それが何よりうれしく感じました。

快晴の天気の中、横浜湾をシーバスで10分ほど走って、初めての赤レンガ倉庫地区を散策。にぎわうショップを巡る。その後、海の見えるカフェで歓談。

幸先のいい2023年になりました。

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今年の「名言との対話」のテーマをどうするか、考えてきた。

2016年、『偉人の命日366名言集』。2017年、『偉人の誕生日366名言集』。2018年、『平成時代の366名言集』。2019年、『名言の暦 平成命日編』。2020年、『名言の暦 戦後命日編』。2021年、『名言の暦 大正から昭和編(誕生日)』。2022年、『名言の暦 明治編(誕生日)』。

2021年の「大正から昭和編」は、私の父母(父は大正12年、母は昭和2年)と同時代の人々を取り上げた。戦争と恐慌と、そして平和の時代を生きた人々で、父母の人生の背景を顧みることができた。前半は大東亜戦争と敗戦、後半は戦後の高度成長という二つの時代である。

2022年の「明治編」は、祖父母の時代だ。母方の祖父(東京高等師範卒)は明治19年生まれ。この時代は維新と戦争と大正デモクラシーの時代だ。帝国大学出身の秀才たちが文明を切り拓いていったこと、そして丁稚奉公から始まり実業の分野の開拓者となった人たちが多いことがわかった。帝大と丁稚の時代だ。

さて、8年目の2023年はどうするか。

テーマを「近代」にしようと思う。日本の近代はいつから始まり、いつ終わって現代になったのか。この時代区分には定説はないことに驚いた。「現代」は時代が進むにつれて始まりが変わってくるのである。

私は戦後日本の昭和、平成、令和の80数年を「現代」と呼ぼうと思う。この時代に生きた人が現代の人ということにする。すると「近代の人」は1868年から始まる明治維新から1940年の敗戦あたりまで生きた人か。そうではなく日本の近代は、すでに江戸時代の文化・文政時代から始まっており、その帰結が明治維新であるという説をとることにした。市民社会、大衆社会の萌芽は、文化文政時代、つまり1800年前後から始まっている。この時代に活躍した人ということになると、19世紀の初めから、幕末・維新、そして明治時代を中心に活躍し、そして亡くなった人ということになる。

こういう方針で、毎日、人物と名言との対話にトライしてみよう。資料の入手の問題はあるが、やってみよう。没年月日は、諸説あるが、宮崎十三八・安岡昭男『幕末維新人名事典』(新人物往来社)を参考にする。

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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2023/01/01より)

令和4年

近所の小さな神社に、昨年はほぼ毎日、朝の散歩を兼ねてお参りしてきました。神社に掲げてある「祓え給い、清め給え、かむながら守り給い、さきわえ給え」と唱えながら、二礼二拍手一礼をしています。「お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい」という意味ですが、まとめると「幸え給え」に尽きると思います。

この神社では、2009年から、毎年元旦におみくじを引いています。小吉、中吉、中吉、末吉、大吉、大吉、吉、大吉、吉、大吉、大吉、そして2020年は吉、2021年は小吉でした。悪いものがでないので、ありがたい神社です。

2022年の今年は「大吉」を引きあてました。コロナ禍になってからは、初めての大吉だったので、晴れやかな気持ちになりました。ところが家に戻ってポケットを探ると、「ない」ではありませんか。途中でどこかに落としたらしいのです。

2022年は幸運が約束されているが、その幸運を自ら捨ててしまう可能性があるから、慎重に行動しなさいという神様のはからいということにしておきましょう。

神社の入り口の掲示は、写真では「令和三年」となっているところがあるので、明日にでも社務所に知らせることにしましょう。

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「名言との対話」は2016年から開始し、今年で7年目に入ります。昨年は「大正から昭和」へかけて生まれた人たちの人生の軌跡をたどりました。大正12年生まれの父と昭和2年生まれの母と同世代の人たちです。学徒動員世代であり、大東亜戦争で人生に大きな傷を負った世代です。戦後は高度成長の波にのまれながら生きた人々です。

今年は「明治生まれ」の人を取り上げようと思います。明治19年生まれの大野清吉など私の祖父母と同世代の人たちになります。どういう時代が見えてくるでしょうか、楽しみです。

2021年は、noteの「世界の美術館」から画像を採用していたが、2022年はこだわらずにさまざまの写真を使おうか。

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今日のヒント。神社でのお参り。

「祓え給い、清め給え、かむながら守り給い、さきわえ給え」

「お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい」

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・夜は、娘と孫、息子夫婦と歓談

・深呼吸学部の今年初回にも参加

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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2022/01/01より)

令和3年

あけましておめでとうございます。

近所の日枝神社で娘、息子の家族たちと初詣。御神籤は「小吉」。

「春くれば ふりつむ雪もとけるべし しばし時まて 山のうぐいす」

運勢「物ごとひかえめにし心ただしく身をまもりてあまり進みてなさぬがよろし

よからぬ人にさまたげられて思はぬあやまちをなすことあり 交際は十分注意すべし」

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過去に積み上げたものの継続と未来をにらんだ新世界の開拓へ向けて日々を生きる。
これを2021年の方針としたいと思います。その際に御神籤の「運勢」を念頭において慎重に進みたい。

継続:『図解コミュニケーション全集』2巻以降の発刊。「人物記念館の旅」に企業博物館も加え1000館を目標に歩む。大手出版社から2冊の出版。

新世界:図解塾。クラウドファンディング。VR(ハバーチャルロアリティ)。学会。会社。、、、、、。

毎日早朝に書き続けている「名言との対話」は6年目に入ります。「命日編」「誕生日編」を経て、ここ3年は「平成命日編」「平成命日編2」、そして昨年は「戦後命日編」に取り組みました。今年は「大正から昭和へ」とし、大正から昭和初期に生まれた人を対象とすることにしました。私の父は大正12年、母は昭和2年生まれで、父母と同時代に生きた人たちを取り上げて、その世代のことを考えるという趣旨です。

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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2021/01/01より)

令和2年

「賽銭も 10パーセントを 添えて入れ」

初詣でできた川柳。いつもは100円玉を入れるが、ふと思いついて10円玉を足して、家内安全を祈ってしまった。10円は消費税だ。もう一句「後ろから 見れば誰しも 善男女」。

 おみくじは「吉」だった。この神社では、吉と大吉が続くので、気分は悪くない。

「立ちよれば そでに なびきて 白萩の 花のか ゆらぐ 月の下かげ」

(時期をあやまらずはやくあらため進みてよし 人と人と互に力あわせてなすにはときときあり されどわるきことと知りつつ進むは悪し注意すべし)

旅行「さわりなしよろし」。商法「利益あれど少し」。学業「友より一層学べ」

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正月休みは、計画の期間である。「2020年の計画」の原案をつくった。20枚もあるから、今年も大変だ。この原案を少しづつ修正を繰り返しながら、正案にしていくつもり。この作業も、もう40年か。

毎日書いている「名言との対話」は、2016年は「命日編」、2017年は「誕生日編」、2018年は「平成命日編」、2019年は「平成命日編2」と続いている。今年は、「戦後編」にしようかと思う。戦後はいつからか? 戦後はいつまでか? 昭和、平成、そして令和も戦後になるが、そこはゆるく考えようか。「平成命日編」は厳格に選んだため、しんどかったから、少しゆったりと人物に向かっていきたい。

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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2020/01/01より)

平成31年

日枝神社に初詣。おみくじは「大吉」。

「ふるあめは あとなく はれて のどかにも ひかげ そふ やまざくらばな」

御神徳を蒙りて、福徳増しなほ日に進んで望事心にまかすべし されどそれについて心驕り身を持ち崩して災いを招く恐れあり 心正直に行ひ正しく身を守るべし

学業「日々の積み重ね現る」。

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学業は「日々の積み重ね現る」でしたので進んでいきたい。
以下、考えていること。
・出版:「新・深・真 知的生産の技術」(3月)、「366名言集 平成命日編」を手始めに多くの書物の発刊を準備。
・知研再興へ向けて本格始動:北海道、中部、、。東京。岡山・大阪。沖縄・九州・東北。2020年の知研50周年・梅棹先生生誕100年に向けての準備。梅棹忠夫著作集への取り組み。
・人物記念館:1000館の大台向けて積み重ねる。
・ブログとnote:「名言 平成命日編」の2年目を継続に挑戦。
・新規チャレンジ:ポッドキャスト新番組「ビジネスに活かす 偉人の名言」開始。 https://meigen.koelab.net/   
◆webサイト掲載 https://meigen.koelab.net/wp-content/uploads/biz-meigen.mp3   
◆ポッドキャスト配信用 https://meigen.koelab.net/wp-content/uploads/20190101kokuchi.mp3
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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2019/01/01より)

平成30年

2018年が明けた。家族そろっての元旦。

近所の神社でお参りとおみくじをひく。大吉。

「風吹けば 風吹くままに 港よしと 百船千船 うちつどひつつ」。

新しこと2つ:「名言との対話」(平成命日編)とPodcast配信「偉人の名言366」。

正月三が日は、今年の計画を立てる期間。

2015年は「名言の暦」と題して命日と生誕の人の名言を、毎日記した。

2016年は「名言との対話」と題して、命日の偉人とその名言を選び、毎日対話した。

2017年は「名言との対話」と題して、誕生日の偉人とその名言を選び、毎日対話した。

2018年は、平成が終わる時代になるので、1989年(平成元年)から平成の終わりまでの期間に亡くなった人物を取り上げて、その人の名言と対話しながら、平成時代を自分なりに送ることをやってみようか。過去3年と比べて、最も難しいプロジェクトになるだろうが、挑戦してみることにしよう。

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2018年1月1日(本日)よりポッドキャスト(インターネットラジオ)の配信を開始した。無料。毎朝5時に配信。声優が読む偉人の名言 を楽しもう。『偉人の名言366命日編〜人生が豊かになる一日一言〜』

iPhone: https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1323710347

Android: https://castbox.fm/va/1115874
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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2018/01/01より)

平成29年

夫婦と息子、それに娘と葵唯ちゃんの五人で過ごす正月元旦。

朝の食事の後、地元の日枝神社に初詣。

今年の運勢は、「吉」。

立ちよれば そでになびきて 白萩の 花のかゆらく 月の下かげ

(時期をあやまらずはやくあらため進みてよし 人と人と互に力をあわせてなすによきときあり されどわるきことと知りつつすすむは悪し注意すべし)

旅行「さわりなしよろし」商法「利益あれど少し」学業「友より一層学べ」方角「東の方万よし」

電話で新年の挨拶は、九州の母、妹。横浜の弟。群馬の義姉。みな健やかに正月を迎えている。

IT時代を迎えてネットの中で生きることにして、年賀状はもう15年ほど出さないことにしている。それでも来るので、何人かに電話で挨拶。中村伊三雄さんと会話。

年末には年初の計画の進捗状況を評価し、年始には計画を立てるというサイクルを続けて37年目に入る。2016年の総括は12月31日の大晦日に書いた。2017年の計画は、持論の「自由」でまとめることにした。肉体的自由、経済的自由、時間的自由、精神的自由。それぞれの自由の拡大が幸せへの道である。休みの間にじっくりとまとめたい。

人物記念館の旅は、新潟、福井、富山、石川、それに秋田、島根を予定している。期せずして今まで縁が薄かった日本海方面となった。東京では企画展を中心に訪問する。再出発!

昨年は、その日が命日の偉人の名言を拾い、感想を書くという業が完成した。

今年は、誕生日に変えて同じ業を行うこととしたい。最後の所感部分を多めに書くことを課したい。

(ブログ「今日も生涯の一日なり」2017/01/01より)

平成28年

「年賀状廃止宣言!」を発したのはもう10年前の2005年の年末だった。

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「年賀状廃止宣言!」(2005年12月13日)
毎年、数百枚の年賀状のやり取りをしているが、その労力は膨大にもかかわらず、多くは儀礼的なもので、年に一度の交流が多くなってしまっている。
まず、ここ数年ネット時代の中でホームページ、メルマガ、ブログといったメディアに挑戦してきており、この世界での知り合いが多くなってきたので、年賀状の役割はこういったメディアで代用したい。メルマガには、知人の多くに登録してもらっているので、漏れる人はそう多くはない。むしろやり取りをする人が増え、人との縁が広がっていくということになる。
また、大切な友人や先輩、先生に対しては手紙や葉書で一人一人に近況をきちんと知らせるようにするなど交流を強めていきたい。人との縁が深くなっていくということになる。
親戚に関しては、家族で写った写真を載せた年賀状を送るのが我が家のならわしとなっているがこれは継続する。子供二人の成長や夫婦の状況も、この写真年賀状を見ればわかるから、親戚には好評だ。我が家の歴史にもなってきているので続けられるだけ続けていきたい。

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こちらからは出さず返事も出さないから、当然のことながら次第に年賀状は来なくなるので元旦の年賀状を読む楽しみはなくなるが、それでも痛痒は感じない。

近所の日枝神社にお参り。
今年の運勢は「大吉」だった。昨年は「吉」だったから少しいいかもしれない。

ときくれば かれきと みえし やまかげの さくらも 花のさき にほひつつ
(初めは冬の枯木の葉、おちて花もなく淋しくこの末如何ならんと気遣うも其の内に春となりて花咲く如く末よき運なり何事も慎め退屈せず時をまてば必ずよし)

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娘夫婦と孫、息子が揃い、賑やか。
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(ブログ「今日も生涯の一日なり」2016/01/01より)

平成27年

あけましておめでとうございます!
初詣した近所の日枝神社の今年のおみくじは「吉」。

霜いくたび
おけど
かれざる
まつかえの
ときはの
色の
うつくしきかな

なにごとも心動かず常業をまもりてゆくときは おもひがけぬ幸をうることもあるべし。
いろいろと迷うときは人にたぶらかされて身のおき所にも苦しむ事あり。
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ブログやメルマガなどのSNSが登場して変わったことの一つは年賀状をやめたことだ。
新しいメディアの中で生きることを宣言したわけだ。

2006年の正月から通常の年賀状を廃止したから、もう10年目を迎えた。(返事も出さないので失礼します)
過去のメルマガで出した、あるいはブログに書いた年賀状の文面は、日航を早期退職して宮城大に奉職した1997年からすべて私のベースキャンプであるホームページの中にある。
http://www.hisatune.net/html/05-career/private/index.htm

年末に年賀状書きに追われることは無くなったし、過去の文面もいつでも見れるから、こちらの方が便利だ。
止めても一向に不便は感じない。

さて、今年はどういう年にしようか。
年末に行う総括を踏まえて、年始に計画を立てるのが習慣になっている。
考えているキーワードを並べてみようか。

  • 「蔵書1万冊計画」「日本文学全集読破計画」「個人中期計画」
  • 「インサイトコミュニケーション」「学部新中期計画」「戦後史」「ビジネスモデル」「KDP元年」「個人全集」「文庫の旅」「ウオーキング」「スイミング」「俳句」「吐鳳」「本流回帰の読書」、、、、。
  • 今年中に達成が見込まれる記録。
    • 「ブログ連続記入4000日」。
    • 「メルマガ1000号」。
    • 「人物記念館の旅・700館」。

平成26年

近所の日枝神社で初詣。
私と妻と娘は大吉、息子は吉を引いた。上々のおみくじだった。
特に「お産」の項は、全員が安産となっており、娘の初産は大丈夫だと安心をする。

私は昨年に続き大吉。しかし、「後は必ずよし、あせりてはわるし、おそけれど来る、努力すれば必吉、、」などと満開の吉ではない模様。
慎重に物事を進めていけという思し召しだろう。

 ときくれば かれきと みえし やまかげの さくらも 花のさきにほひつつ
(初めは冬の枯木の葉、おちて花もなく淋しく此末如何ならんと気遣うも其内に春となりて花咲く如く末よき運なり何事も慎め退屈せず時をまてば必ずよし)
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家族構成も変化する。その変化をどう受け止めるか。新しい体験。変化こそが本質。起承転転。
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五木寛之「下山の思想」(幻冬舎新書)を読了。
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2014年 「フロンティアに挑む!」

  • 公人(大学管理者)
    • 多摩大経営情報学部長として一期を終え4月からは二期目に入る。成果が出始めてきた段階なので、この勢いを持続させてこの2年で大いなる発展を遂げたい。
    • 学部運営については、人材育成と重厚な布陣の両立をはかると同時に、各分野の連携の強化と多能人材の育成を心がける。
    • 従来からあるインフラ的な問題はこの2年ですべて解決する。
    • 他学部、大学院、研究所、OB会などとのコミュニケーションを強化し、オール多摩大として戦える態勢を整える。
  • 個人(作家)
    • 「図解・日本史」(PHP)を完成させる。
    • 「図説力コース」(JMAM)を執筆・監修。
    • 人物記念館の旅・本物の条件・日本近代史・一日一言、、、。
    • KDP元年:「青春記」「ライフプランの実際」、、、。
  • 私人
    • 国内旅行(人物記念館の旅)600館を突破。圏央道の活用。中国(岡山・広島)・日本海(富山・新潟・福井)。東京の企画展、、。
    • 海外旅行(大中華圏の旅)。中国・香港・台湾、、。
    • ウオーキングとスイミング

平成25年

家族全員がそろったので近所の別所日枝神社に初詣。
仙台に住んでいるときもそうだったが、我が家は近所の神社に必ずお参りして、願い事を祈っている。賀茂神社は10年以上にわたって聞き入れてくれた気がする。

参拝で家族の無事や健康を祈った後、恒例のおみくじを引く。
息子と娘は末吉と小吉。妻は吉、そして私は大吉だった。昨年は末吉だったから、今年は期待ができそうである。

  • はるかぜに 池の氷も とけはてて のどけき 花のかげぞ うつれる

春の日の暖かに和らぎ花さきにおふ如く今迄悪しかりし運も開けて栄ゆる御籤なり 心正しく行ひ直に色を慎しみ信心して人に慈しみを施こすべし 幸いよいよ添ふ

さて、今年2013年を展望してみたい。

公人(多摩大再建)

  • 昨年4月から、学部長を拝命してこの9か月学部のマンジメントに没頭してきた。「野田一夫先生がつくり、寺島実郎先生が現学長の多摩大の再建にあたることは天命だ」と就任時に挨拶をした。
  • 組織運営には、「哲学と戦略と戦術と戦闘」という4つの段階があり、上から順番に重要である。「現代の志塾」という大学の哲学、学部中期計画という3年間の戦略策定とそのための学部運営方針、各委員会ごとに設定した目標を達成するための具体的な戦術、そして日々の戦闘。
  • 昨年は改革に向かってソフトとヒューマンのインフラの構築に心を砕いた。その上に立って今年は成果が目に見える年にしたいと思う。
  • 大きな絵柄に向かって構成員が一緒に走っている感じにはなってきたと思う。もともと道があるわけではない。みんなで信じて一緒に歩いて行けばそれがしだいに道となっていくのだ。形が見え始めたこの道をみんなで踏みしめながら歩いて行こう。

個人(図解思考と人物研究)

知的生産面では、チャレンジングなテーマに取り組んで質の高い「いい本」を出していきたい。

  • 「グローバル・リーダー」というテーマで4月までに考えをまとめる。本に結実させる。
  • 「日本の歴史」に題材をとったテーマをもらっているので、今年の前半にこれをやり遂げたい。
  • 依頼のある「人物記念館の旅」をテーマとした本の企画を具体化していきたい。
  • 昨年はブログ3000日連続記入と人物記念館500館踏破がエポックだったが、今年はメルマガ「学びの軌跡」の900号を達成という記録がかかる。

私人(リズム感と季節感)

  • 国内旅行のテーマは「人物記念館の旅」。講演出張と家族旅行。
  • 海外旅行のテーマは「大中華圏」。中国、香港、台湾、シンガポール、、。
  • 歩きグセをつけて、体と頭を健康に! 通勤。都内。散歩。
  • ゴルフを心掛ける。
  • フォト俳句にトライ。

(ブログ「今日も生涯の一日なり」2013/01/01より)

平成24年

「自分創生の年」--継続とチャレンジ

あけましておめでとうございます。
今年は日本創生の動きを睨みながら、「自分創生の年」にしたいと思います。

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「個人」。
今年は継続するものは続けると同時に、新しいものを始めることにしたい。

継続

  • 人物記念館の旅:累計500館を達成する。(後46館)
  • ホームページ:200万ヒットを達成する。(後29万)
  • メルマガ:850号を達成する。
  • ブログ:連続記入3000日を達成する(後349日)
  • Twitter:フォロワー3000を達成する。(後273人)
  • 「日本の名著」の読破に向かう。

新規

  • 著作:新テーマ(人物論)に挑戦する(旅・本物・大震災)
  • 有料メルマガ「図解達人への道」に挑戦(「図解仕事人の眼」・集大成)
  • フォト俳句:写真と俳句の組み合わせのフォト俳句に挑戦(季節感・気づき・俳句)
  • ウオーキング通勤:永山と多摩大間の「歩き」の継続に挑戦(健康・体力・姿勢。10年ぶり)
  • facebook:学部の授業・ゼミ、大学院の授業での活用に挑戦(ソーシャルメディアと教育)
  • 「梅棹忠夫著作集」の研究に着手(知の泉)

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「私人」。
少し動きが出てくる予兆があるので、それに合わせていく。

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「公人」。
寺島学長体制の後半を、「成果を出す3年間」としていくためにチャレンジする。

(ブログ「今日も生涯の一日なり」2012/01/01より)

平成23年

新年あけましておめでとうございます!
いつもご愛読ありがとうございます。

2011年の元旦、いかがお過ごしですか?

私は大晦日に、「私人(家庭)・個人(ライフワーク)・公人(仕事)」として、昨年正月作成の計画と照らし合わせて総括を行いました。その結果今年やるべきことも見えてきましたので、2011年の計画を立てて新しいページを着実にめくっていきたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20101231

今年も、「人づくり」をテーマに、日本人のアタマの革命=図解コミュニケーション、日本人のココロの革命=人物記念館の旅、この二つの革命を推進していきたいと思います。
拙著「遅咲き偉人伝--人生後半に輝いた日本人」(PHP)は、後者の第一歩です。

今年は、個人としても公人としても、「電子出版」がキーワードになりそうです。
楽しみながら挑戦していきたいと思います。

昨年の近所の日枝神社のおみくじは「中吉」でした。
「いそしみし しるしは みえて ゆたかにも こがね なみよる おやまだのさと」
「わき目ふらずに一心に自分の仕事大事とはげむべし 些かも我儘勝手の気を起して色や酒に溺れるな」

今年の運勢はいかに?

本年の皆様のご多幸をお祈りしています。

久恒 啓一

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久恒啓一のビジネスマン教授日記 「今日も生涯の一日なり」2011/01/01より)

平成22年

新年、あけましておめでとうございます!

2010年の元旦、いかがお過ごしですか?気がついたら、21世紀も10年経ってしまいましたね。

今年は仙台から東京に移って3年目を迎えます。仕事や家庭のインフラもしだいに整ってきており、公人(仕事)、個人(ライフワーク)、私人(家庭)、それぞれの役割をバランスよく果たしながら、相乗効果をあげていこうと考えています。

年末にかけて今年の計画の遂行状況をチェックし、大晦日に今年の総括を行いました。(「今年はどういう年だっただろうか?」−−大晦日の今年の総括http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20091231)その結果、今年やるべきこともはっきりと見えてきましたので、その道を着実に歩んでいこうと元日に改めて決意を新たにしています。

初詣で、どのような「おみくじ」を引くか楽しみです。

ウェブ時代を以下のメディアを駆使しながら乗り切っていきたいと思います。よろしくおつきあいください。

・Twitter:http://twitter.com/hisatune   926ツイート フォロワー573

・ブログ「今日も生涯の一日なり」http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/  1952日連続記入

・メルマガ「学びの軌跡」http://www.mag2.com/m/0000033275.html  707号

・ホームページ「図解Web」http://www.hisatune.net/  122万ヒット

本年の皆様のご多幸をお祈りしております。

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久恒啓一のビジネスマン教授日記 「今日も生涯の一日なり」2010/01/01より)

平成21年

新年あけまして、おめでとうございます!

旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくおつきあいください。

今年は皆さんにとってどのような年になる予定でしょうか?
近況をお知らせいただくと幸いです。

さて、私の方は昨年は(「100年に一度」ほどではありませんが)
10年に一度の大いなる変化(仙台の宮城大から東京の多摩大へ)の対応の年でした。
そして東京での新しい生活・仕事に向けてのインフラ整備の年でもありました。

本年は、大学での新しい役割の遂行と新しいライフワークが形になっていく
最初の年となります。今年以降、「人づくり」をテーマに全ての活動を
収斂させていきます。

・「現代の志塾」を掲げる多摩大学では寺島実郎学長の就任に伴い、私にも
  学内外で新しい役割が予定されており楽しみです。

・全学対象のインターゼミ(社会工学研究会・寺島塾)を私も一緒に担当します。

・ホームゼミ(顧客満足ゼミ)は新2年生22人の加入を機会に、
  多摩大学総合研究所との連携で本格始動します。

・「図解コミュニケーション」と「ビジネスマン応援歌」に加え、
  第三の著作ジャンルとなる「人物論」の出版を開始します。

・2005年以来5年目を迎える「人物記念館の旅」は、累計300館突破を予定しています。

・生涯著作数は90冊を超えて、100冊の大台が見えてくるでしょうか。

・理事長をつとめるNPO法人知的生産の技術研究会(1970年創設)の再興を目指し、
  人づくりのための新たな仕掛けを行っていきます。

・1999年開設のHP「図解Web」をさらに進化させ、毎日のヒット数1000を当面の
  目標に精進してまいります。

・2000年より始めたメルマガ「学びの軌跡」が、累計700号を達成します。
  現在の配信数8千超から1万を目標として内容の充実を心がけていきます。

・2004年より続いているブログ「今日も生涯の一日なり」の連続記入記録は、
  当初からの目標であったヤンキース松井秀喜の連続試合出場記録(1768試合)
  を破る予定です。

・作家連合の社会貢献プログラムChabo!や日本ペンクラブなどを窓口に
  世界を広げていきたいと思います。

・新居に移り心機一転、新たな気持ちで一日一日を過ごしてまいります
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久恒啓一のビジネスマン教授日記 「今日も生涯の一日なり」2009/01/01より)

平成20年

新年あけましておめでとうございます!
皆さん、初詣はどうされますか?

私は今年は仙台の自宅でゆっくりしているので
近所の加茂神社にいくつもりです。
一昨年の加茂神社の初詣では「末吉」、
(風さわぐ秋の夕は行船も いりえしずかに宿を定めて)
昨年の1月1日の初詣のおみくじは「吉」、
9月の宇佐神宮のおみくじは、同じく「吉」でした。
(ゆきくれて まよえる野辺のほそみちに
  さやけき月のかげはさしけり)

今年はいかなる運命となるでしょうか。
ある占星術によれば、今年は「再会」の年となるとの
ことですので、それを信じて進んでいくつもりです。

年末年始には、年始に細かく記した「今年の希望」項目を、
年末に◎○△×と総括し、翌年の年始にはやるべきことを書き出す
という作業を行っています。この習慣も28年ほど続いており、
私にとっては年末年始の大切な行事となっています。
今年は何を目標としようかと考えていますが、新しいことにも
チャレンジするつもりです。

今年は出版ラッシュが予定されています。
ここ5年ほどメインテーマだった図解コミュニケーションに加え、
昨年あたりから若手ビジネスマンを励ます本の流れがでてきました。
また3年で200館を超えた「人物記念館の旅」で学んだことも
今年は書籍として結実する予定なので、楽しみにしています。

最近「継続は力なり」の意味が本当にわかってきた感があります。
・ブログの連続記録は1200日超。(今年の目標1500日超)
・メルマガ(週2回発行・配信数8000)の発行も560号。
・「人物記念館の旅」は217館。(年内300館が目標)
    http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan_list.htm

また、ここ10年ほど長期低落傾向にあった健康診断の数字ですが、
ここ2年ほど反転しつつありますので、勢いを持続していきたいものです。
(皆さんは、いかがですか?)

最後に、年末に手に入れたiPod touchを休み中に使いこなせるようになりたい
と思っていじくっています、これも楽しみです。(^^:)

では、皆さん、よいお年をお迎えください。
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久恒啓一のビジネスマン教授日記 「今日も生涯の一日なり」2008/01/01より)

平成19年

新年明けまして、おめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

今年の達成可能な記録一覧です。(大きい数字から並べてみると、、、)

・ホームページ「図解Web」訪問者数      70万ヒット(現在67.7万)
http://www.hisatune.net/

・ブログ「今日も生涯の一日なり」連続記入   1000日(現在825日)
http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/

・メルマガ「ビジネスマン教授日記」発行    500号(現在456号)
http://www.hisatune.net/mg/mg.htm

・「人物記念館の旅」の訪問館数        200館(現在142館)
http://www.hisatune.net/kinenkan/kinekan_list.htm

・著書刊行数                 70冊(現在67冊)
http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/tyosaku/index.htm

・仙台生活                  10年(現在9年)

昨年から年賀状はメルマガで発信することとしました。

今年も「継続は力なり」を念頭に、日々精進してまいります。
また、メルマガ等でもいくつか新機軸も考えています。

今年が皆さんにとって良い年でありますようお祈りいたします。

久恒啓一のビジネスマン教授日記第456号「今日も生涯の一日なり」2007/01/01より)

平成18年

新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお付き合い下さいますよう。
皆さん、今年はどのような抱負をお持ちでしょうか?
今年は通常の年賀状を廃止することにしまして、このメルマガや
ブログを中心として皆さんにご挨拶することにしました。
気がつけば2006年、もう2000年代の中葉ですね。
 
昨年の収穫は、ブログ日記と人物記念館の旅でした。
ブログ日記「今日も生涯の一日なり」は461日連続記入。
       http://plaza.rakuten.co.jp/hisatune/
人物記念館の旅は1月4日の福沢諭吉から12月25日の松本清張まで70近い
記念館を訪問しました。(「ほんとうの時代」という雑誌に連載中。
次回は原敬、その次は樋口一葉?)
  http://www.hisatune.net/html/05-career/private/kinekan_list.htm

今年は、どんな年になるかなあ。
人物記念館の旅、100館を踏破 
外国旅行は中国中心
大型問題作を数冊発刊
雑誌連載の増加
ドラッカー学会  http://www.drucker-ws.org/
ゴルフ三昧
中国語会話
HP・メルマガ・ブログの世界
、、、、、、、、、、。
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久恒啓一のビジネスマン教授日記第352号「今日も生涯の一日なり」2006/01/01より)

平成17年

平成17年の年賀状

新年あけましておめでとうございます

教育:「一年の計は殻を樹うるに如かず
     十年の計は木を樹うるに如かず
     百年の計は人を樹うるに如かず」(菅仲)

研究:「地上にもともと道は無い。歩く人が多くなればそれが道になる」(魯迅)

地域貢献:「己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉があらむ」(高山樗牛)

最近、個人記念館の旅を始めました。
  宮沢賢治、新渡戸稲造、三浦綾子、井上靖、後藤新平、齊藤実、司馬遼太郎、齊藤茂吉、結城豊太郎、浜田廣介、原阿佐緒、吉野作造、棟方志功、土門拳・・・・・。

久恒啓一

平成16年

2004年の年賀状
あけましておめでとうございます。
教育: 凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。
すぐれた教師は自らやってみる。
偉大な講師は心に火をつける。(ワード)
研究: 第一に余は生来極めて平凡な人間である。唯幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知して居った。平凡な人間が平凡なことをして居ったのでは、此の世に於いて平凡以下の事しか成し得ぬこと極めて明瞭である。(浜口雄幸)
地域貢献: おもしろきなき世をおもしろくすみなすものは心なりけり(高杉晋作)
学内: 人を相手にせず天を相手とせよ、天を相手にして己を尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。(西郷隆盛)
毎日の生活: 病気にかからぬ方法、身体をいためない方は、常にこころをゆかいに保つということである。(本多静六)

 以上、今年の目標です。今年もご厚誼のほどお願いいたします。
ご活躍とご多幸をお祈りしています。


久恒啓一

平成15年

平成15年の年賀状おみくじ

あけましておめでとうございます

 昨年は「図で考える人は仕事ができる」(日本経済新聞社)がベストセラーになり、新聞、雑誌を中心としたマスコミ出演、そして講演の殺到など大きな渦の中に巻き込まれていくのを楽しみました。またその余波として昨年末から始まった出版ラッシュは今年拍車がかかる予定ですが、工夫して何とか乗り切りたいと考えています。
  また昨年から地域活性化のためのプロジェクトへの関与が増えてきてノウハウ蓄積のサイクルが回り始めました。住宅メーカー、大型ショッピングセンター、地域活性化、中央官庁、、、、、、。
  今年の最大のテーマは昨年開発した「図で考えるキャリア開発」プログラムの実践です。3月から、通信教育とスクーリングを中心とした独自のキャリアカウンセラー資格(伯楽)の講座が始まります。また昨年末に仙台で立ち上がったキャリアカウンセラーの専門集団であるNPOキャリア開発研究機構(理事長)を通じて、キャリアを切り口とした地域活性化に挑戦します。
  今年もご厚誼のほどよろしくお願いいたします。

久恒啓一

平成14年

平成14年の年賀状

寒中お見舞い申し上げます

寒さ厳しき折柄
     皆々様のご健康をお祈り申し上げます
                 平成十四年厳冬

昨年夏に父を亡くしましたため
新年のご挨拶をご遠慮しておりました。
十二月に「図解仕事人」(光文社新書)を出版いたしました。
郵便局のミスで、大学にいただいた年賀状が返却されるケースが多く、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。

宮城大学事業構想学部

久恒啓一

平成13年

平成13年の年賀状

あけましておめでとうございます

 20世紀の最後の4年間は仙台で宮城大学の創設に関わり全力で走ってまいりました。昨年は建学面ではキャリア開発室長として第一期生の就職を担当しました。幸い内定率も好調に推移しています。教育面では初めて持ったゼミ生と地域プロジェクトに力を入れマスコミを賑わせました。県内のまちづくりにも関与し、高清水町長期総合計画への充実した提言をゼミ生とともに提唱することができました。4月からは大学院設置に伴いビジネスコミュニケーション論を担当、事業構想学部では新たに経営管理論(マネジメント論)に挑戦します。研究面では「できる!ビジネス図解。」「大胆図解図解 日本の白書最新版」(以上同文館)、「インターネット勉強法」(KKロングセラーズ・1月発刊予定)の三冊の著作を著作を刊行できました。もう生活の一部となっているホームページも5万件のヒットを越えました。本年は日経ビジネスなどいくつかの雑誌での連載も始まります。この4年間ご指導いただいた野田一夫学長の勇退で宮城大学も新しい時代を迎えます。家族は、今年、長女が大学に、長男が高校に進む予定で、全員元気に暮らしています。21世紀も
皆様のご健康とご活躍をお祈りします。

2001年 元旦 久恒啓一

平成12年

あけましておめでとうございます

 早いもので宮城大学に奉職して三度目の正月を迎えました。この3年間は学長室長、後に学生部長として尊敬する野田一夫学長を補佐しながら「21世紀の新しい公立大学の建学」に向けて全力疾走の日々でした。幸い基礎も固まり2001年には第一期生が社会に登場します。教育の面では、「知的生産の技術」教育の分野での成果もあがりつつあり、又サービス・マネジメントの分野のゼミを持つなど新しい分野も開拓中です。研究の面では、「大胆図解 日本の白書」「ビジネス自分史」など著作三冊とCD-ROM2巻を上梓することができました。地域への貢献の面では、委員長を務めている県民サービス向上委員会が軌道にのり始め、宮城県の行革の中心課題であるサービス行政への転換の試みを推進していくつもりです。今年は、昨年までの基礎の上にさらに充実した仕事に挑戦したいと考えています。昨年2月に個人ホームページを開設し、ライフスタイルに大きな影響を受けました。私の日常の活動や皆様とのコミュニケーションをこの場で十分にとることができる体勢が整いました。ぜひ覗いて下さい。

平成十二年 一月

平成11年

あけましておめでとうございます

宮城大学に奉職し二度目の正月を迎えました。(1)「学生とともに成長する教育者」(2)「地域とともに歩む研究者」(宮城県行政改革推進委員・県長期総合計画審議会専門委員・通産省や気仙沼市の各種委員・バリアフリー国体の提唱など)(3)「二十一世紀の新しい公立大学モデル建設への参画」を3本柱に多忙で充実した日々を送っております。尊敬する野田一夫学長をアシストしながら今年も頑張ってまいります。また開学直後の忙しさにかまけておりましたが、本年は著作もいくつか上梓する予定です。家族(妻・高一女・中一男)もすっかり仙台が気に入り、安定した生活を取り戻しました。今年もご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

平成十一年 元旦

宮城大学 事業構想学部 教授 久恒啓一

平成10年

あけましておめでとうございます

宮城大学に奉職して九ヶ月が過ぎました。この間、野田一夫学長をアシストしながら、疾風怒濤の日々を送っております。素晴らしいハードに、独立採算を目指す優れた経営ソフトが加われば、まさに「二十一世紀の新しい公立大学」の誕生となります。また日本航空時代の経験や「知的生産の技術」研究会での活動が役に立つということで、宮城県の行政改革推進委員への就任教育という仕事の素晴らしさを実感する毎日です。ただ今のところ思ったより忙しく、本を書く時間のないのが悩みです。家族ともども仙台での生活も気に入っており、新しいライフスタイルの確立に挑戦してみるつもりです。ぜひ一度お寄り下さい。ご案内いたします。

宮城大学 教授 久恒啓一

平成9年

あけましておめでとうございます

さて、小生この度転身を決意し、本年三月末を持って勤務先を退職することとなりましたのでご報告致します。ご縁があり、本年四月仙台に開学予定の宮城大学(宮城県立・野田一夫学長)の教授として奉職することになりました。家族ともども仙台に転居する予定です。勤務先の日本航空株式会社におきましては、社内外の皆様に大変お世話になり、思う存分仕事を楽しむことができ感謝致しております。昭和四十八年の入社以来主として労務・広報・経営革新をテーマに勉強させていただきました。また今回の転身のきっかけとなりました「知的生産の技術」研究会(梅棹忠夫顧問・八木哲郎会長)においては十七年間にわたり素晴らしい仲間たちと活動を重ね、「図解の技術」(日本実業出版社)などの著作を上梓する幸運にも恵まれました。転居は三月末を予定しており連絡先が決まり次第改めてご連絡致します。それまでは自宅にて準備をしております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

平成九年 元旦

久恒啓一

多摩大学 人物記念館の旅 地図 一覧 知研 学会 宮城大学 メディア 著作 講演 ブログ
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