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開校七年目を迎えた県立宮城大学。久恒啓一教授は地元企業や自治体の抱える問題をすべて図で表現し、解決策を示すユニークな活動を展開中だ。卒業生が立ち上げたベンチャー企業のデュナミス(仙台市)と組み、JR仙台駅前の大型店「エスパル」のサービス改善案などを提言した。
今春からは、就職・転職を含めたキャリア・カウンセラーの養成講座「伯楽」を開講。「本当にやりたいことを見つける人が増えれば地域はもっと元気になる」と語る。