3■マルで囲んで、矢印で結ぶ
次に、マルと矢印を使って図解を作る場合の基本パターンを身につけましょう。
これまで述べたように、図解表現方法はいくつかのステップがありましたが、ここでは三段階に分けて、マルと矢印の基本パターンを組み立ててみます。
この三段階の手順が理解できれば、ほとんどのものを図解化することができるようになります。
〈1〉題材の骨格をつかむ
第一段階の「題材の骨格をつかむ」作業は、題材から直接関係のない部分を削除して、骨格だけを取り出す作業です、
例えば図解35Aのようなイメージで表される素材があるとすると、その全体像から図bのように、なるべく簡単な骨格部分だけを取り出します。
この作業では、細部や不要部分をあまり意識せず、あくまでも太い骨の部分だけを大づかみに取り出すことがポイントとなります。 |