宮城大学の開学以来、はや五年以上がたった。私自身は当初の四年間は「学生とともに歩む教育者」「地域とともに歩む研究者」に加え、「建学への産画」をキーワードに全力疾走してきたが、最近は「地域貢献」を意識して活動している。第一期生が創業した合資会社との連携や、指導する顧客満足ゼミ（ＣＳゼミ）での地域の課題を解決するための活動を通じて、「地域の課題に精通した実践型人材の育成」を教育目標としている。この「随想」では、こういった活動の一端を紹介していきたい。
（後略）