2002.5

自費出版フェア講演会開催 宮城大学 久恒啓一先生
「自分を再認識する自分史つくり」

 さる2月、丸善「自費出版ブックフェア」の一つとして、せんだいメディアテークに於て宮城大学教授・久恒啓一先生の講演会が開かれました。演題は「自分を再認識する自分史つくり」。
 先生は、お母様が、「歌集」などを自費出版されたことを紹介され、「自費出版」が身近なものであることをまず、示されました。大学で「ビジネスコミュニケーション論」を講義されている先生は、ご自分のホームページを開いて「教育」、「研究」、「社会貢献」というテーマでの先生の「生き方」をお話しされました。「自分史」は、「自身の生き方を再認識するよき手段である」と主張されれる先生が、自らの「生き方」をお示しになったわけです。
 大学でも講義の中で学生に「自分史」を書く授業を取り入れていることも紹介。書き終えた学生の全てが「親への感謝」、「将来への展望が見えてきた」など「書いて良かった」という感想を述べているという感想をお話になりました。
 この後、先生のお作りになったシートに書き込む形式で、実際に「自分史」を書いてみる「実習」も有りました。
 「自分」を知り、「自分」を生かした生き方を見つける為に「自分史」がある、という先生の「自分史」に対するお考えが表れた「生きる力が湧いてくる」講演会でした。  

 

自悠新聞

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