2001.10.20

私の提言 新・孔子の人生訓と人生時計
 日本人の年齢観。、人生観に悪い影響を与えているのは、中国の聖人孔子ではないかと考えている。「我十有五にして学に志し、30にして立つ、40にして惑わず、50にして天命を知り、60にして・・・」は孔子の言葉としてあまりにも有名である。
 「もう30になってしまったが、立つまでにはいかないなぁ」「もう40か、しかし迷いはますます深くなる」などと慨嘆する人を見る機会が多くなった。
 しかし現在は人生80年時代になっており、50年時代と比べると6割増の人生になっている。つまり昔の15歳は現在では25歳、昔の30歳は48歳、昔の50歳は80歳なのである。そう考えると悲観すべきものでもない。50歳前後で立てばいいのだ、60歳半ばで迷いがなくなればよいのだと考えよう。
                                                            (後略)
JADAニュース1

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