プレゼミナール

シラバス

講義名(英文)
プレゼミナール(Pre-seminar)
講義目的(概要)
  1. 大学におけるキャリア形成を踏まえた、自己認識の端緒とすること。
  2. 大学へのソフトランディング
  3. ディスカッションやゼミナール活動を通じた主体的学びの態度を習得すること。
講義分類
社会人力育成
到達目標

上記「講義目的」に照らし、学生の側から見れば、

  1. 就業意識に基づいた4年間の学修イメージが確立されること
  2. 自分が中心的に学ぶテーマが発見されること
  3. 2.の学びの成果に対する現実的期待を抱くことができるようになること

が、本講義の目標となるであろう。

講義形態 学外学習
講義 + GD・GW・PR 学外学習有
講義の概要

多摩大学では、大学に入学した時点での学生諸君は、「大学一年生」ではなく、「社会人マイナス四年生」である。それは、諸君が4年後に、社会人になることを前提としているからである。したがって、社会から要求されるものを身につけることが、大学4年間の、諸君のミッション(使命)である。
では、「社会から求められるもの」とは何か。
多摩大学は、これを総称して「問題解決力」と定義する。つまり、社会とは「問題」の塊そのものであって、社会で役割を担うこと(つまり就職ということ)は、「問題を解決する」ことだ、と考えている。
多摩大学のすべての授業は、諸君の「社会における問題解決力」を伸ばすことのためにある、と言っても過言ではない。
問題解決力養成は、講義だけで達成することはできない。そこで用いられるのが、「ゼミ形式による学び」である。この「ゼミ」という学びのスタイルには、いくつかの核心的な意味が隠されている。

1)具体的な問題を認識し、問題構造を明確にし、解決方法を模索し、実行する、という実際の問題解決に挑む活動のプロセスによってこそ、有効な学びがある、ということ。

2)同じ問題に、自分だけではなく複数の人間(仲間)で取り組むことによって、問題発見−解決プロセスの糸が、より網の目のように重なることを体験し、互いに知恵を出し合い、協業して問題解決に当たる基本的能力が身に付く、ということ。

3)解決に役立つ情報は、この世界のいたるところに転がっている。したがって、無数の無駄な情報の中から、必要・有効なものを見つけ出し、とり出し、加工したり組み合わせたりすることによって、新たな知を作り出していくということこそが、諸君が身につけなければならないのだ、ということ。この、「有用な情報」を手に入れるという教科書のない作業こそが、諸君にとって必要である、ということ。

こういった考え方から、本学は「ゼミ中心大学」を標榜し、さまざまな取り組みを行っている。したがって、まずは諸君自身がこういった大学の考え方を理解し、取り組んでもらうことが重要である。これは、大きな教室で講義を聴くことによってだけではなく、諸君自身が活発に積極的に、能動的に考え、話し、そして行動する、ということを意味している。先生の言うことをよくきき、ノートをしっかりとり、暗記し、答案を書くという営みは、諸君にとって重要ではあるが、十分とは言えない。そのもう一歩先の、「みずから学びをつかみ取る」姿勢こそ、最も大切なものであるということを、われわれはまず伝えたい。

この「プレゼミナール」は、諸君のこうした今までにあまりなかったであろう「学び」の「学び方を学ぶ」ためにある。
この授業で諸君に求められることは、

  1. 緊張感のある主体的意識、当事者意識を持って参加すること
  2. 先生や仲間に対し、可能な限り積極的に「情報発信」をすること
  3. 考えることと物事を進めることを、同時に行うのを厭わないこと

これらを通じて、

4.経営情報学を学び、問題解決能力を身につける4年間の道筋の全体像を把握すること

・・・である。

教科書 指定図書・参考文献
担当する教員の指示に従うこと 担当する教員の指示に従うこと
参考文献

1)まず、下記の条件を満たすことが、単位取得のために必要である。

(1)すべてに出席することがこの科目単位取得の前提である。
理由の如何にかかわらず、3分の2以上の出席ができない場合は、単位を取ることはできない。
また、定刻に遅れた場合は、欠席となる可能性がある。

(2)積極的に参加する受講態度。(これが、一定水準以下と判断された場合、それだけで不合格となることがあるので注意されたい)

(3)最終レポートの提出。(これが未提出であると、それだけで不合格となるので注意されたい。)

2)そのうえで、上記(1)(2)(3)の総合評価によって、成績評価を決定する。

※なお、特に優れた評価を受けた者は、1年次秋学期に実施されるホームゼミ選抜の際、その情報をホームゼミ担当者に伝え、選抜に際して加味するように進言するものとしている。

評価基準
絶対評価
 P
 F
事前履修科目等 卒業年次生対象再試験の実施
  実施しない
留意点
1)特段の理由がない欠席はあり得ないものとする。すべての回に必ず出席すること。
2)かならず配布されたパソコンを持参すること。それ以外の持参物や、予習等については、各担当教員の指示に従うこと。
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