1■図解で「編集・構築力」を高めよう
収集した情報を整理し、一つのまとまった体系に組み上げていく作業を「編集・構築作業」といいます。
この編集・構築作業では、相互の情報を関係づけながら、わかりやすい全体像を構築する能力が問われるのです。
多種多様な情報群を整理し、編集するときも一枚の紙の上で、関係や構造を組み立てることができる図解の技術が大いに役に立ちます。ぜひ、図解表現力を手がかりに、「編集・構築力」を身につけ、企画づくりに役立ててください。
4■インパクトのある企画のための「デザイン力」
「編集・構築力」が、集めた情報を組み立て一つの体系にまとめていくのに対して、テーマに沿って戦略的に大きな絵を描く能力も必要になってきます。そうした能力を、ここでは「デザイン力」と呼びます。
企画を立てることは、新しい考え方を提示することです。そのためには、戦略的な構想に基づいて大きな絵が描ける「デザイン力」がないと、インパクトのある企画にはなりません。
以上、ここで説明してきた四つの能力を高め、それを総合する事で「よい企画」が立てられるようになるのです。
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