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連載第11回 たかが手帳というなかれ

第11回 たかが手帳というなかれ
 ビジネスマンなら誰でも手帳はもっているだろう。秋になると各種各様の手帳が売りだされ、店頭がにぎやかになるのは毎年のことだ。「手帳」という名称は、手に入る小型の帳面という意味でつけられている。手帳という名前は、モノのもつ意義や意味を語っているわけではなく、単なる形を述べているわけだ。

(中略)

 手帳という戦略的ツールを活用して、みずからの人生や生活を戦略的にマネジメンしようとする気概と日常的な訓練が、リーダーとしての素養を育むといってもよいだろう。
2006.10
月刊ビジネスデータ
キャリア開発史 久恒啓一の紹介