DIME 99.9.2号
「デジタル化」が加わって新展開。
お手軽自分史グッズで”現在”の自分を語る。
この八月には就職・転職用の自分史ソフトまで登場。若い世代の「自分を語りたい人」の増殖とともに、自費出版からインターネットまで媒体が増え、自分史業界が活発に。


自分史執筆支援ソフト『自分傳説』(9800円)文章を書くのが苦手な人でも気軽に書けるように工夫されている。この8月には就職や転職の支援ソフト『自分伝説V』(9800円)も発売。


「自分史」といえば、定年退職後の人など、ある程度年齢の高い人のものというイメージが強いが、最近20代〜30代の自分史業界への関心が高まっている。

特に若い層が注目しているのは、CD-ROMやインターネットというような電子メディア。暇なときに気軽に書け、編集しやすい。画面上ですぐ公開でき、反応も即返る。しかも印刷やCD-ROMの形で配ることも比較的安価にできるなど、電子メディアは自費出版よりも参加しやすいのが利点だ。

 

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