2004年2月
お礼状

 おかげさまで多くの御示唆をいただきました。「図解」とは体系化であり、体系化とは大小・重なり・因果関係であること、「理解」の3段階は単語・体系・説明であること、同業者の物まねではなく自分の足者と掘るべきであること、知識・教養のみではなくその獲得方法を教える必要があること等々、「なるほど」とうなずけることばかりでした。今求められているのは,判断力やコミュニケーション能力、問題解決能力であることを再認識することができました。また、「私の仕事」や「キャリア開発」のお話も、特に中学校・高等学校等で課題となっている進路指導の取り組みの大きなヒントになると感じました。
 ご案内のとおり教師を生業とする者は視野が狭く世間知らずになりがちですが、今回のお話から新たな発送や発見を得ることができ、またとない至高のひとときになりました。
 先生のお教えをしっかりと受け止めまして今後の研究・実践に精進してまいりたいと存じます。
岡山県教育センター
 
 先日開催いたしました平成15年度岡山県教育センター所員研究成果発表会には、公私ともに大変御多用のところを講演講師としてお越しいただき、示唆にとんだ御講演を賜りまして誠にありがとうございました。おかげをもちまして充実した発表会にすることができ、心から感謝いたしております。
 今回の発表会の目的は、「学校教育に関する専門的、技術的事項の調査研究の成果を発表するとともに、時宜的なテーマによる講演を実施し、教育実践に役立てる。」ことにありました。御講演により、図で考えることが理解や思考を深め、表現力も鍛えられるということがよく分かりました。私たち教師がわかる授業を行うためには、自分自身が本当に分かっていなければならないということを改めて痛感いたしました。受講者は今回の発表会での発表やご講演の主旨を生かし、各学校での教育活動の充実に努めてくれるものと思います。

岡山県教育センター所長

岡山県教育センター

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