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[2415] 英文図解についてコメントをつける 削除
2003/5/7 (水) 11:13:27 糸永 伸哉
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久恒様、はじめまして。私は鳴門教育大学の大学院、言語系英語コースのM1で、糸永伸哉と申します。出身は大分で、公立高校の英語教師を13年ほどやっておりました。県から派遣される形でこの4月からこちらでお世話になっています。実は、私の研究対象として今興味をもているのが英語の長文の効果的な読み方や、その指導法で、それに先生の提唱される「図読」が応用できないかと考えました。昨年たまたま雑誌で見かけた先生のインタビュー記事に興味を持ったのがきっかけなのですが、お聞きしたいのは、そういう応用法への先生のご意見と、これまでにそういう形で研究をされたような方がいらっしゃるのかどうか、もしご存知でしたら教えていただけないかということです。何しろ4月に入ったばかりで先行研究の検証が不十分なのですが、もしすぐにピンと来るようなことがありましたら教えていただけたら幸いです。いきなりでぶしつけなお願いになってしまうかもしれないことはお詫びいたします。なにとぞよろしくお願いします。


[2445] Re:英文図解についてコメントをつける 削除
2003/5/12 (月) 22:35:05 鈴木準二
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こんにちは。私は千葉県の高等学校で英語を教える者です。久恒先生の著書を読ませていただきました。ニュートラルな視点から、すっきりとまとまった内容で、是非先生とコンタクトを取りたいと思い、このホームページを覗いた次第です。糸永さんの書き込みに励まされ、自分の知っていることを書いてみようと思います。
英語圏では(久恒先生の図解とはちょっと違うようですが)図解はmap, mappingと呼ばれており、相当数の教員の教室で日常的に使われているようです。1980年代からsemantic mappingという名で広まり始め、現在はmindmapping, concept mappingという作図方法に落ち着いています。  semantic mappingは、客観的な事実の記録、つまり、物語をまとめる、動物の習性を記録する、史実をまとめる、音楽用語のノートをつくる等々です。これらに混じって、作文の下書きをする−自分の言いたいことをまとめるという使い方があったのですが、これが発展して「自分(の考え)」を中心にmappingしていくmindmapping, concept mappingになっていったと思われます。
mindmappingはアメリカのTony Buzanがregisterしている名称で、彼はこのmindmappingを理論付けから応用まで徹底的に研究しており、おそらくは世界で第一人者ではないかと思います。その名もMindmappingという本が出版されています。すごくよくまとまっていて、これ1冊読めばokだと思っていたのですが、そんなときに久恒先生の著書を目にしたわけです。注)翻訳が出ていますが、内容が大幅にはしょってあり、説得力に欠けます。訳もお粗末。田中某氏の主催する速聴プログラム関係の「バイブル商法」の本に成り下がっています。要注意
長くなりましたのでまた。



[2448] ブザンのマインドマッピングコメントをつける 削除
2003/5/13 (火) 06:13:34 久恒啓一
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▼ 鈴木準二さん

書き込みありがとうございます。
こういう情報は英語の先生が持っていましたか!
大変参考になりました。
私もブザンの簡略本を見ています。
学生からもマインドマッピングとの違いなどを
聞かれていました。

図解の考え方は台湾、韓国、中国での翻訳出版が
進んでいますが、アメリカにも進出したいですね。
日本は輸入ばかりしているので。


[2450] Re:ブザンのマインドマッピング→亜流ですがコメントをつける 削除
2003/5/13 (火) 06:37:20 常冨 博史@知研ふくおか
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▼ 久恒啓一さん
> ▼ 鈴木準二さん
>
> 書き込みありがとうございます。
> こういう情報は英語の先生が持っていましたか!
> 大変参考になりました。
> 私もブザンの簡略本を見ています。
> 学生からもマインドマッピングとの違いなどを
> 聞かれていました。


最近出ているマインドマッピングの本、ちょっと立ち読み
しましたが、かなり簡単に書かれてありました。
私も日常のメモをマッピングしますが、私は1996年に出版
された「これが驚異のマインド・マップ放射思考だ!!」
トニー・ブザン著、田中孝顕訳をベースにしていますが、
使い出したきっかけは神田昌典氏のフォトリーディング
の講座を受講してからなんです。

今はさらに久恒先生の図解法のよいと思うところを
ブレンドしています。
私の自己紹介を兼ねて知的生産の技術研究会の会誌262号
に掲載予定です。

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