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2008/11/6 (木) 06:53:39 久恒啓一
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「広尾町開町140周年記念事業 まちづくり講演会」
 
羽田空港11時発のJAL便で北海道へ。12時30分にとかち帯広空港に到着、広尾町役場企画商工課の藤井課長補佐と総務課の長田総務係長から出迎えを受ける。

車の中で広尾町の予備知識を仕入れる。最盛期1万3千人の人口は現在8千人。隣町と合併の議論はあったが「しない」」」という決断を経て今日に至っている。広尾町の属す十勝支庁の中心都市帯広市は人口17-18万人。この管内には十勝ワインで有名になった池田町もあり千歳で過ごした20代の頃訪ねたことを思い出した。

昼食は花畑牧場。土曜日のテレビでコメンテーターとして出ている田中義剛さんが社長のこの牧場は平日にもかかわらず観光バスが入るなどにぎわっている。ここの名物のホエー豚の豚丼を食べる。豚肉がお椀の蓋から四方にはみ出しているのは豪快だ。ナチュラルチーズの製造過程で出るホエーを1日3リットルほど牛に飲ませ続け丈夫な筋肉を持つ牛に育つ。このホエー豚は保水力があり焼いてもジューシーでとてもおいしい。開拓時代に馬を飼っていた厩を使ったレストランで柱や梁が長い年月を経て黒びかりしているこの牧場の開祖は、1930年頃に開拓に入った依田勉三という人物だが、「開懇のはじめは豚と一つの鍋」という述懐をしてその苦労がしのばれる。また「生キャラメル」の製造過程を見せていて、このキャラメルもものすごい人気らしい。販売所で付近で「おいしいね」という声が聞こえてくる。レストランでは「定食は一人一つ」、販売所では「大量販売はお断り」、「お一人様(5歳以上)3ヶまで」、「会計は一人ごと」など、「限定」という考え方が強い。

北海道らしい広々とした風景と特有の直線道路を走る。小麦の緑が実に美しい。「ゆっくり走ろう北海道」という看板は懐かしい。あまりにもまっすぐに道路が延びているので気持ちがよくなってスピードが出すぎるのだ。

更別村。裕福な農村で農協がしっかりしている。25年前には一人当たり農家所得で日本一になったこともあるそうだ。


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